top of page

「話し合う」ということ

最近、職場や研修会でグループワークやグループディスカッションを行うことも多いと思います。

課題を解決する、事業を発展させる上では、

より多くの人に自分の考えやアイデアを伝え、議論することが重要となります。

 

議論と聞いて思い浮かぶのは敵味方(肯定・否定など)に分かれた敵対したものかもしれません。

説き伏せられるのではないかと恐怖さえ抱くかもしれません。

 

しかし、

議論は勝ち負けでしょうか?

議論が上手な人が勝つことで得るものはなんでしょうか?

 

少し前に読んだ本にジェームズ・スロウィッキー氏の

「The Wisdom of Crowds(群衆の叡智:本の邦訳は、『「みんなの意見」は案外正しい』)」があります。

Wisdom of Crowds(群集の叡智)とは、少数の権威による意思決定や結論より,

多数の意見の集合による結論や情報のほうが役に立つ,あるいは正しい結論や予測につながるという考え方です。

 

発表者と参加者、あるいは参加者と参加者が論戦するのではなく、

より多くの意見(叡智)を結集できる議論になることを願っています。

 

 

 

また今回は、聴衆の前で行われる議論です。

 

聴衆も役割を担うことになります。

 

意見があっても表出しない、参加しても否定ばかり、決められた時間外(研修会終了後)しか参加しない、

これでは発表者と聴衆の共同作業を妨げてしまいます。

 

内容によっては私に関係があるのか?と思う方もいるかもしれません。

 

しかし、ここで議論される内容は、”みんなの問題”だと思っています。

 

皆で何が解決できるだろうかと論議を尽くしましょう!!

 

Mie Rehabilitation Conference 2014

bottom of page